ドライブレコーダーは、万が一の事故の際に、事故の状況を記録し、保険金請求や事故の原因調査に役立つツールです。
ドライブレコーダーを搭載している車両の割合は、近年増加傾向にあり、2020年には約5割の車両がドライブレコーダーを搭載しているといわれています。
ドライブレコーダーとは?
ドライブレコーダーとは、車に搭載して走行中の状況を映像で記録する装置です。
主に交通事故発生時の映像など状況記録を目的に設置されます。運転安全指導に役立てる利用方法もあります。
あおり運転された証拠としてもOK
ドライブレコーダーには、前方のみ録画するタイプと、前方と後方を同時に録画するタイプがあります。
最近ニュースでよく見る「あおり運転」の犯罪があります。
参考 ・「あおり運転」は犯罪です!一発で免許取消し!政府広報オンライン
運転中の車の後方からあおられるので、後方を撮影できるドライブレコーダーなら証拠を残すことができます。
また、GPSやWi-Fi機能を搭載したドライブレコーダーもあります。
GPS機能は、録画した映像に位置情報を記録することができます。Wi-Fi機能は、スマートフォンやパソコンで録画した映像を簡単に閲覧することができます。
ドライブレコーダーのメリット
ドライブレコーダーのメリットは、以下の通りです。
- 事故の証拠として役立つ
- 危険運転の抑止に効果がある
- 保険料の割引が受けられる
- 特約が利用できる
ドライブレコーダーは、万が一の事故に備えるために、車両に搭載しておきたいツールです。
自動車保険会社がドライブレコーダー付き自動車保険サービスを提供
自動車保険会社は、ドライブレコーダー搭載付きの自動車保険を提供しています。
上記は、三井住友海上保険の「プレミアムドラレコ型」の自動車保険です。
特約保険料として月850円必要ですが、万が一の事故の時にドライブレコーダーに設置されている緊急通報ボタンを押せば、すぐにオペレーターと連絡がつながり対応をしてくれます。
ドライブレコーダーは無償レンタルで、この保険に加入している車両に対して、保険料の割引や特約を用意しています。
その他、ドライブレコーダーの映像を保険金請求に利用できる特約や、ドライブレコーダーの故障や盗難を補償する特約などがあります。
より正確な事実に基づき公平に保険対応できる
自動車保険会社がドライブレコーダーサービス提供している理由は、ドライブレコーダーが事故の証拠として役立つためです。
ドライブレコーダーの映像があれば、事故の原因を客観的に判断することができ、保険金請求をスムーズに行うことができます。
また、ドライブレコーダーは危険運転の抑止にも効果があるとされているため、自動車保険会社はドライブレコーダーサービス提供することで、事故の発生率を低下させ、保険金支払額を削減することができます。
まとめ
ドライブレコーダーは、事故の状況を記録するだけでなく、危険運転の抑止にも効果があるとされています。
ドライブレコーダーを搭載していると、ドライバーはより安全運転を心がけるようになるため、事故の発生率を低下させることができます。
ぜひドラレコサービスのある自動車保険を検討してみてください。